こんばんは。
最近、魚をさばくことにはまっています。自分でさばくことで、命をいただくありがたさがよりいっそう感じられます。それに、骨をとるのがたのしい。さばくことが好きになった理由は、これです。
前は、「いおちゃん、ここらへんの毛抜いてくれる?」と、ヒゲや鼻毛を抜く注文が夫からありました。内心ウハウハしながら抜いたものです。太めの毛を毛抜きで抜いたときの手ごたえが好きなのです。
しかしここのところ、毛抜きの注文がめっきり入りません。
「毛、抜きましょうか?」と申し出ても、「…うん、大丈夫」と、つれない返事があるだけです。
つまんないなぁ。でも、無理やり抜こうとするといやがられるしなぁ(あたりまえ)。
そのころ、丸のままの魚を買ってきて、さばくことに挑戦しはじめました。
最初は、身はボロボロになるわ、骨は残っているわでした。夫は魚は好きなのですが、骨をとるのが苦手で、魚メニューのときはかなり用心してちみちみと食べていました。
魚…。お肉ばっかりじゃ栄養がかたよるから、魚もどんどん使いたいけど、神経をとがらせて骨をとる夫の姿を見ると、魚を出したくなくなる…。
すこししぼんでいたとき、「じゃあ、さばく段階でできるかぎり骨をとったらいいんじゃない!?」と思いつきました。
これが大正解でした!生の魚から骨を抜く感覚は、太めの毛を抜く感覚と似ていてたのしいし、骨がつるんととってある魚なら夫もパクパクと食べてくれます。あ~、我ながらいいことを発見したわ~。
今日も丸のままのサバを買ってきたので、ほくほくとさばきたいと思います。
ちなみに、火が通っている魚の骨とりはそんなに好きではありません。太めの毛を抜く感覚とはちがうんですもの。
魚の骨抜きがほしい。今は、ふつうの毛抜きで抜いています。