ぽくぽく日記

毎日のくらしをぽくぽくとさんぽするように味わいたい。

百聞は一見に如かず!な旅 その2

 みなさま、こんばんは。あさかいおです。

 きのう、大きな駅へちらっと買いものへ行ったのですが、ガヤガヤしている通路のまんなかで、印象的なおじちゃんを見かけました。

 立ち止まっているおじちゃんが、ジャンパーのポケットからウイスキーの小瓶を取り出して、グイッと飲んだのです。

 お、おお…。寒さ対策か、景気づけか?(たぶんちがう)

 

いざアメリカへ

 行き先を明確にお伝えしていなかったと思うのですが、わたしたちが行ったのはフロリダです。ワシントンで乗り継ぎが必要で、わたしたちはちょっと緊張しました。

 羽田空港からワシントンへ向かう飛行機では、3列シートの窓側にわたし、まんなかに夫、通路側にアメリカ人のおじさま、という順で揺られていました。

 ご友人を訪ねて日本に来て、その帰りだというおじさまは、荷物をしまってくれたり、いろいろと話しかけてくれたり、とてもやさしくフレンドリーなお方でした。飛行機の中では日本での思い出をずっとノートにつづっていて、細かく字を書きこんだり、パンフレットなどの切り抜きを貼ったり。集中して記録している様子に、終始きゅんとしていたわたしです。

 英語がほとんど聞きとれない・話せないことをとても歯がゆく思いましたが、これもまたいい経験だと、おじさまと隣り合えたことに感謝しました。

 

緊張の国内線

 ワシントンからフロリダへ向かう飛行機は、ワシントンまで乗ってきた飛行機よりせまく、座席の角度も直角により近く、入った瞬間から不安になりました。香水やシャンプーなど、かぎなれないにおいがするのも不安があおられます。

 着席してから離陸するまでにそんなに時間がなく、わたしは酔い止めやエチケット袋をリュックから出すのをわすれてしまいました。

 シートベルトサインが消えてから、「酔い止めと袋をとってほしいんだけど」と夫に伝えたのですが、となりに座っている筋肉ムキムキの若者にひるんでしまい、

「…いおちゃん、無理です」

 と断られてしまいました。

 しかし、奇跡的にエチケット袋のお世話にはならず(得意の「すぐ寝る」を発揮できた)ほっと胸をなでおろしました。