みなさま、こんばんは。あさかいおです。
今日(10月20日)は、久しぶりに駅の近くの古本屋さんへ行ってきました。
本の棚をふふふ~とながめていたら、前から気になっていた『そして誰もいなくなった』があるではありませんか!
あああ、買おうかなと思って値札を確認したら700円くらいで(文庫本です)、「元値が高い本なんだわ」と思ったら元値は800円くらいだったのです。100円くらいしか変わらないんじゃ、買わない…と、しずかに戻しました。
この夏は(も)、本をたくさん買いました。
『魔女の宅急便』、『耳をすませば』について書いた本、ラジオで知って気になっていた絵本、宮部みゆきやカズオ・イシグロの本、日本の伝統色が鮮やかに紹介されている本、安野光雅や五味太郎の本、お酒のおとものレシピ集などなど…。
たぶん、まだほかにも新入りの本がいると思うのですが、今思い出せるのはこんな感じです。古本と新しい本の割合は6対4くらいでしょうか。
わたしは、服屋さんをあちこちと見るのも好きですが、心から気に入ったものしか買わないので、1年のなかで服を買わない月がほとんどです。でも本は、毎月なにかしらは買っている気がします。
前に付き合っていた人が「お金を稼げるようになったら、好きなときに、回転寿司で好きなだけ食べたい」と言っていました。
これは、誰かの「お金を稼げるようになったら、好きなときにとんかつを食べたい」という発言をアレンジしたものらしいです。
当時わたしはこの発言を若干冷ややかな気持ちで聞いたものでしたが(いいのか、それで…)この言葉に影響されて、「わたしにとっての『とんかつ』ってなんだろう?」と、ずっと考え続けてきました。
みのちゃんとお出かけしたり飲みに行ったり、みんなで楽しむことにお金を使いたいけれど、それ以外で使いたいことってなんだろう…?
そして、最近わかりました。
「読みたいと思った本を買いたい」これです…!
仕事をしていなくても本を買ってもらうことはできますが、自分で稼いだお金で好きな本を買って、おいしいコーヒーやおやつをおともに読むのって、やっぱり最高な気分だと思うのです。
今稼げるのは微々たるお金ですが、みんなでいろんなことを楽しみ、すてきな本をたくさん読むために、これからますますがんばりたいあさかいおです。