ぽくぽく日記

毎日のくらしをぽくぽくとさんぽするように味わいたい。

お米の国日記 その2

 みなさま、こんばんは。毎日「あつい」ということばが生ぬるく聞こえるあつさですが、お元気ですか?

 

 わたしは、いつもどおり元気です。

 あついからといって、食欲がなくなるようなデリケートな体質ではないので、今日のお昼ごはんももりもり食べました。大根おろしをたっぷりのせたうどんがたっぷり食べたいなと思い、冷凍うどんを4玉ゆでました(夫とふたり分)。

 すこしだけのこったのですが、あとはぺろりと完食。
 今度は揚げ玉とかものせたいね! と、大満足でおなかをぽんぽんしました(今回は大根おろしとか温泉卵とかをのせました)。

 

 さて、途中になっているお米の国日記をつづっていきますよ。
 高校の部活のメンバーでお泊り会をした父が早朝に帰ってきたところからです。

 

7月16日(日)

 お夕飯は父の提案で、庭で焼肉をしました。焼きながら食べながら、お泊り会の内容を話したくてうずうずしている父は、お酒をひとくちのんで「いや~、参っちゃったよ~」とうれしそうに話しはじめました。

 聞いた話を要約すると「言い出しっぺのMくんの段取りがわるく、Mくんは勝手に酔っ払い友人たちにくだを巻き、若者ほどの食欲はないとはいえ食べるものがすくなすぎてひもじく、寝る場所も風通しがよすぎて夏なのに寒く、非常につらくなってしまったので朝はやく帰ることにした」とのことでした。

 ほ、ほほ~。
 さぞたのしく気楽にやっているだろうと思っていたので、この展開は予想外でしたが、おじちゃんの集まりなのでこういうこともありえるだろうと納得がいきました。

 いろいろとたいへんだったようですが、そもそもMくんが誘ってくれなくては卒業ぶりに集まるこの機会もなかったわけです。
 みんなからお金を集めておきながら満足な量の食材を買わず、それどころか自分の食費にまわし、道具が欠けている七輪で「火を起こしてくれ」と要求し、みんなが明らかに食べたりないという空気の中ひとり上機嫌で酔っ払い、あげくの果てに友人にくだを巻く、というMくんでしたが、彼が声をかけてくれたからこそ、今回の会があったわけです。

 なんだかんだ父はとても楽しかったと思います。早朝に帰ってきはしましたが、さっそく来年の計画を立てていました。

 そして、Mくんの話を聞いたみのちゃんは「もしかして、たぬきなんじゃないのかな」と、Mくんたぬき説を披露してくれました。

「たぬきだから山のなかの古い家に住んでて、たぬきだからお肉買うのがこわくてすこししか買えなくて、たぬきだからキャベツとかニンジンとか野菜のほうがほしくて、たぬきだからお酒に慣れてなくて酔っぱらっちゃって…」

「そうかーーー!!」

 町内に響くくらいの音量で爆笑するわたしでした。