みなさま、こんばんは。
今日は住んでいる地域の夏祭りだということを、スーパーに行く途中で知りました。
大音量のBGMに、あつそうだけどそわそわと楽しそうに準備する人たち、金魚すくいやからあげ、飲みものなどたくさんの屋台。通りすぎただけでしたが、とてもわくわくした気分になりました。
スーパーでは、ビンのラムネを買って、今日のお夕飯はからあげですよ~(この間お米の国で買った塩こうじで味つけ)。
夏祭りの時期になると、いつも思い出す男の子がいます。
と言っても、中学生や高校生のときいっしょに行った恋人もしくは気になる人ではなく(あさかいおの青春時代に、甘酸っぱく輝くような好きな人との思い出はない)、塾講師のアルバイトをしていた大学生のときに担当していた中学生です。
まじめでおもしろくて、ぽんつくなわたしを慕ってくれるやさしい子で、勉強もまんべんなくできて、生徒会長をしていました。
でも、塾でいっしょになる同じ中学の子と、ほとんど話していないのが気になっていました。生徒会長をするような子は人気者という先入観が、わたしのなかにあったからです。
その子は無事に高校に合格して、わたしは別の場所に就職して、3年ほどたったときです。
ある踊りのお祭りを見に行ったところ、偶然その子とすれちがったのです。髪は伸びていましたが、顔や雰囲気は変わらず、ひと目でわかりました。
彼はおそらく学校からの帰り道で、通ったときに偶然お祭りに気がついたという感じでした。歩きながら「お、なんか楽しそうなのやってる」という感じにやわらかく笑っていたのがとても印象的で、すれちがった彼のその一瞬の表情に、なんだか心がはっとしました。
その子はひとりで歩いていたのですが、お祭りに気づいたその一瞬、わくわくした楽しそうな顔をしていて、それがなんだかとてもうれしく、心にのこっています。
さて、夫は夏祭りの場所を通って帰ってくるはずなので、ふんふんと見て帰ってくるかな? と待っていたら、「ただいま~」と帰ってきて開口一番、
「いや~、なんか混んでた! 混んでて歩くのたいへんそうだったから、迂回して帰ってきた!」
と、わくわくからはほど遠い感想でした。
まあ、あれもよし、これもよし、です。
お米の国のお祭りにはみのちゃんと夫と3人で行きましたからね。
夫は、混んでいるお祭りがいやなのではなく、むしろお祭りは好きなのです(今年は踊りのお祭りも3人で見に行った)。はやくわたしに会いたかったんですよ、きっと。照れ屋さんなんだから(のろけ、そして自己完結)。