みなさま、こんばんは。あさかいおです。
今日、駅の近くを歩いていると、春の花の香りがほわほわとただよってきました。
気温も高いし、本格的に春なんですね。
雪も降らず、それほど寒くない都会でも、やはり春の訪れはうれしいものです。
さて、きのう予告しておりました波平さんの発言についてです。
ワカメが好きな少女漫画を読んでひとこと、
「この主人公は、寝ても覚めてもボーイフレンドのことばかり考えているな」
そうそう、それが少女漫画ってものなんですよ…!
少女漫画に出てくるカップル、もしくはカップル未満は、いつなんどきもお互いのことを考えています。
朝、学校へ向かうときも、
授業を受けているときも、
休み時間も、
お昼ごはんを食べているときも、
部活のときも、
うちへ帰るときも、
自分の部屋で勉強しているときも、
お風呂に入っているときも、
夜空を見上げているときも、
おふとんへ入ってからも、
息つく間もないくらいに相思相愛です。
女子のほうは、現実でもわりとそんな感じかもしれませんが(少女漫画に慣れ親しみ、好きになった人のことは四六時中考えないといけないという無意識のプレッシャーがあるのかもしれないけれど)、男子はたぶん全然ちがいますよね。
夫に聞いてみました。
「高校生くらいの女子って、恋にあこがれることがあると思うんだけど、男子って、どうだった?」
「うーん…。そういうのは、ない」
期待通りの答えです。
だって、高校時代の夫のエピソードは、the男子なものばかりですもの。
朝はやく登校して友だちと大富豪をしたり、
カラオケで友だちの演奏を勝手に停止して怒らせたり、
情報の授業で友だちのパソコンの壁紙をう〇こにしたり(しかも変更できないようにした)、
友だちの前でも平気でブーブーおならして「すけのおなら、やばいな」と言わしめたり。
夫の友だちも、
部活の大会にバスで向かうときトイレ休憩のため寄ったサービスエリアで、ほくほくとソフトクリームを買って顧問に怒られたり、
楽器ケースに拾ってきた栗の実をしまい、そこから虫が出てきて絶叫したり、
昼休みに内履きのまま近くのお店へ走っていってカップ麺を食べたり、
友だちの誕生日プレゼントに色つきリップを贈って反応を見たり、
とまあ、少女漫画とはいい感じにほど遠いです。
やがてワカメちゃんも、自分の好きな漫画に出てくるような男子はどこにもいそうにないことを悟るのでしょう。
でも、そこから新しい魅力を見つけられる力がつくのだと思います。
わたしだって、少女漫画のヒーローみたいに、甘い言葉をささやいてくれたり、顔もスタイルも整っていたり、やさしくてときに強引で、色気むんむんな男性もわるくないと思います。
でも、わたしにとっての王子様は、the男子なわが夫だけです。