みなさま、こんばんは。あさかいおです。
今日は一日よく晴れて、秋らしい陽気にうきうきしました。
王子様とお姫様、そして妹君はトランペット吹き
妹君特製愛情たっぷり朝ごはんを食べおわると、王子様とお姫様は会場セッティングへ行く準備をしました。
ふたりは楽器演奏(トランペット二重奏)をする予定なのですが、音出しの時間が、朝ごはんを食べおえたちょっとした時間しかなさそうだったので、音出しとリハーサルもしました。
ふたりのメロディーを耳にしたお母様が、たくさんの準備でばたばたしながらも、
「なになに、とってもすてきね~♡」
とやってきてくれました。
「そうでしょう~!」
お姫様は自信満々に言いました(ほんとうはいろいろできていないところがあるのですが、もう当日なので、あとは楽しく吹くだけですからね)。
気が早すぎるお父様
お姫様の愛車ミッフィー号に、トランペットや写真など飾りつけるものを積んで、会場セッティングへ出発です。お父様が会社から借りている軽トラも出動、電子ピアノを積んでもらいました。
セッティングは、お父様も手伝ってくれる予定なのですが、朝から気になっていたのですが、もうすでにお出かけ着を着ているのです。お父様は、シャツとベストで出席すると聞いていて、まさにその格好をしています。
車に乗る前に、妹君に聞いてみました。
「お父さん、まだまだ準備あるのに、なんでもうベスト着てるの?」
「知らない…」
頑固で分からず屋で、いろいろとひとりで突っ走りがちなお父様に対して、少々引き気味な妹君です。
手伝いたいお父様
会場に到着して、準備は順調に進みました。会場のスタッフさんと対面での打ち合わせは1回だけだったのですが、電話でたくさん打ち合わせをしましたし、当日もいろいろと声をかけてくださって、イメージ通りの会場をつくることができました。
王子様とお父様に会場の電子ピアノやアンプのセッティングをお願いして、お姫様は受付の飾りつけに専念しました。
会場のほうは、思ったよりはやく準備ができたようで、手持ち無沙汰になったお父様が受付にやってきました。
「写真はここにつるせばいいのかな?」
麻ひもに写真をつるすのを手伝ってくれるのですが、写真をランダムにつるしてくれます。お父様、順番があるのですよ…!
「クリップもつけていいのかな?」
ミッフィーと仲間たちのクリップを写真のとなりにちょこちょことつけるのを手伝ってくれるのですが、手当たり次第つけてくれます。お父様、バランスを見ながらつけたいのですよ…!
というふうに、手伝ってくれるのはうれしいのですが、いろいろと注文がありました。しかし、パーティー当日に不機嫌になられたら困るので、お姫様は若干煮えつつある頭をおさえ、にこやかに対応したとのことです。
【つづく】