ぽくぽく日記

毎日のくらしをぽくぽくとさんぽするように味わいたい。

王道を愛するわたしたち

 みなさま、こんばんは。
 今日は、とってもわくわくな古本市に行ってきました。古本市って、はじめて! 森見登美彦の小説みたい! と、かなり興奮しました。

 

 きのう、ちらっと少女マンガについて書いたので、今日も少女マンガで気になることについてつづろうと思います。

 少女マンガって、数えきれないほどたくさんの作品がありますよね(マンガ全般、というか出版物全般に言えることですが)。
 恋するふたりのパターンは、幼なじみだったり、ライバル同士だったり、はじめは毛嫌いしていた同士であったり、はたまたきょうだいだったり、いろいろあります。ヒーローとヒロインのキャラクターもばらばら。

 ですが、少女マンガでよく見かける話の流れってありませんか?
 わたしは、少女マンガをたのしく読みつつ、いつも少女マンガあるあるが気になっていたので、ちょっと例をあげてみたいと思います。

 

①タイプのちがうふたりのいけてるメンズが、ヒロインの愛を獲得するためにバトルする。
 これはきのうも書きましたが、これがいちばん気になるんですよ。
 実際に経験したという方に、お話をうかがいたいです。

②お父さん、お母さんが若い。
 彼氏、彼女ともに、ご両親がやたらと若い気がします。

③タイミングをはかったかのごとく、天候が大荒れになったり、交通手段がたたれたりする。そして、なんかいい感じの雰囲気になる。
 これも①と同じくらい気になります。

④一度では結ばれない。
 山場ですからね、あっさり通過したらおもしろみがありませんよね。
 もっと引っぱらないと。

⑤ライバルなり進学先なり親なり、ふたりの愛をはばむものが登場する。
 困難はふたりの愛をためし、打ち勝てば愛はより強固なものとなりうる。
 Kさん夫妻もこんな感じかしら…。おふたりがお幸せにすごしていらっしゃることを祈るばかりです。

 

「こんなのありえないよー!」と文句を言っているのではありませんよ。
 細部はちがっても、おおまかな流れって似たものが多いな~と、気になるのです。

『あたしンち』で、ユズヒコに猛烈に恋をしている川島(ユズヒコのクラスメイト)が宣言していました。
「男ってのは、王道に弱いのよ!」(バレンタインの回にて)

 つまり、少女マンガもこういうことなのではないかとぼややんと思います。
 よく出てくる流れや状況はわかっていても、わたしたちは王道に弱い。だから、何度でも少女マンガの世界に恋してしまうのです。

 

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少女マンガに出てくるキャラクターのように、わかりやすく青春を謳歌したかった…とも思いますが、あれはあれで、わたしなりの青春だったと考えるこの頃です。