ぽくぽく日記

毎日のくらしをぽくぽくとさんぽするように味わいたい。

100均素材の教訓

 こんばんは。
 先週、手芸屋さんに行って、何色かのフェルトと刺しゅう糸を買いました。

 引っ越してきて、どこに手芸屋さんがあるかわからないうちは100円ショップで買った材料を使っていました。品ぞろえのいい100円ショップだと、手芸用品もたくさん置いてあります。初心者だし、手芸屋さんがどこかまだわからないし、とりあえず100円ショップの材料でいいか、といろいろ買いました。刺しゅう糸にフェルトに布に毛糸。刺しゅう糸はやたらとからまり、フェルトは厚すぎたり薄すぎたりして扱いにくい。そう感じていても、針と糸を使った手芸をするのが久しぶりだったので(最近はかぎ編みばっかりしていた)、こんな感じだったかな~?と無理に自分を納得させようとしました。

 しかし、針と糸でちくちくと手芸をするのがだんだんといやになってきていることに気づきました。わたしの技術がないのも原因かもしれないけど、もしかして材料がわるいのでは…と、手芸ボックスで幅を利かせる100均素材たちをじーーーっと見つめました。そして、もったいないとは思いましたが、100円ショップで買ったフェルトや刺しゅう糸は、すべて「ありがとう」にしました(すてた、ということです)。
 ちょっと考えれば、安かろう悪かろうであることはわかると思いますが(100円ショップの商品でも、いいものはあると思いますが)、使ってみないとわからなかったのです。おそらく1500円ほど無駄になりましたが、買って、使ったからこそ、「手芸するんだったら、道具や材料は手芸屋さんで買うべし」と身をもって知ることができました。

 今日、手芸屋さんで買ったフェルトと刺しゅう糸を使ってみましたが、とても扱いやすくてびっくりしました。糸がからまるたびにイライラしていた自分とおさらばできて、すごくうれしい…!
 心しずかにちくちくしながら、『名探偵コナン』や『サザエさん』などのアニメを見るのがたのしみです。