みなさま、こんばんは。あさかいおです。
この間の土曜日、スーツ屋さんに行きました。
夫がスーツを見たいと言っているところへちょうどクーポン券や割引券が来たので、ではでは行ってみましょうと出かけました。
明るくてきびきびとした店員さん(店長さんだった)に対応していただいて、1着買いました。持っていたお得券をすべて使ってもらったので、2万円ほど安く買うことができました。
「最初から、これくらいの値段なんじゃないかっていう疑惑はあるけどねぇ」
夫は少々首をかしげながらも、お得に買えたのでほくほくです。
もとの値段からまず10%を引いて、それから3000円オフと1000円オフ、そして15%引いてもらいました。
夫はしみじみと言いました。
「25%割り引いた上に4000円オフって、すごいよねぇ」
おぼっちゃま、計算がすこしばかりちがうのではないでしょうか…?
うるわしのU様
あさか家かわむら家そろってのお昼ごはんがおわると、それぞれヘアセットや着付けに向かいました。
王子様とお姫様、そして妹君みのちゃんはあさか家で着付けをしてもらいました。
今回着付けをやってくださったのは、お母様のご友人U様です。
U様は、いつお会いしてもやさしい笑顔とおだやかな物腰で、女神のようなオーラに包まれています。お姫様と妹君とお母様は声が似ていて、電話になるとまぎらわしいくらいなのですが、U様はだれが出てもピタリとあてます。お姫様がちょっとおちゃめ心を出して、お母様風に対応しても「ああ~、いおちゃん~?」とどっしりしています。ね、なんだか神秘的でしょう…!
できるお方は手も口も動かす!
「今日は、よろしくお願いします」とあいさつして、まずはヘアセットからはじまり、そのあと着付けをしてもらいました。
お母様がU様を適宜サポートしながら、着付けが進んでいきます。
U様とお母様は世間話もわすれません。
「ねぇ、あの話どうなった?」
「ああ、自分のところの息子を、いいと思ってる娘さんに紹介してくれないかっていうね…。まだ言ってないみたいよ、○○さん」
「『息子と結婚したら、もれなく本人もついてくるんだもんねぇ』って、あの温厚な○○さんに言わせるくらいのお人よ。ちょっとねぇ…」
「娘さんも、まだ若いんだし、自分で選びたいわよね…」
共通の知人にKさんというかなり強烈な方がいらっしゃいまして、その方が息子の結婚相手をさがしていて、自分がいいなと思っている娘さんがいるから、息子のことを伝えてくれないかと、ある方に相談しているみたいなのです。で、それはちょっと見込みないかしらねぇ…というお話です。
息子を思う母心はわかりますが、まず母に難ありです…。
3人の着付け完了!
ピンクの振袖を、これ以上にないくらいすてきに着せていただきました。髪も、きっちりときれいな編みこみのアップスタイルにしていただいて、ほんとうに感謝です。
お姫様の次は妹君みのちゃん、その次に王子様の着付けをしてもらいました。
王子様のときは、出発までの時間があと15分ほどだったのですが、
「男性の着物は、すぐ着られるから~」
とU様はたのもしくおっしゃって、その言葉通りぱぱぱーっと着付けて、王子様は若旦那と呼ぶにふさわしい貫禄でそこに立っていました。
父はベスト好き
朝、「なぜもうお出かけ着なのか…?」と心配していたお父様のベストですが、直前になってちがうベストに着替えていました。黒い生地に、ゴールドやシルバー、グレー系の糸で葉っぱみたいな刺しゅうがしてあるベストです。
「ぱっと見さー、ヤーさんみたいな柄だからさー、大丈夫かな!? って思ってたけど、案外ヤーさん風にならなくてよかったわ!」
妹君みのちゃんは、ほっとしていました。
みんなドレスアップして、さあ、パーティーに出発です!
【つづく】