ぽくぽく日記

毎日のくらしをぽくぽくとさんぽするように味わいたい。

日常がまぶしい

 こんばんは。
 今日の朝、近くのコンビニに行って、この間買うつもりだったりんごとカスタードのパイを買いました。今度はちゃんとりんごが入ってましたよ~。

 

 家にひとりでいて、家事をするとき「あたしンち」を見ながらやると、さみしくないしはかどるし、いい感じです。

あたしンち」をリアルタイムで見たのは、小学生から中学生のときです。そのときは「『あたしンち』のお母さん、おかしい~!」というのが主な感想でしたが、今見ると感じることは変わります。

 お母さんはずぼらでめんどうくさがりで、おかしなことばかりしていると思っていました。
 でも、あらためて見ると、上機嫌で鼻歌を歌いながらいつもなんらかの家事をしています。そうじはきゅっきゅとぞうきんがけまでするし(そのぞうきんで顔を拭いて、みかんからひんしゅくを買う)、アイロンがけもしっかりやる。効率よく家事ができないか常に考えているし、「冷蔵庫にあるもので料理するのが主婦!」と買いものに行けなくてもめげない(というか、お母さんは雨の日の買いものがものすごく苦手)。子どもたちの洗濯物は、たたんでそれぞれの子ども部屋のタンスにしまうし(そのときみかんのつくりかけのテディベアをいじって、あやうくこわしかけたりする)、おかずが少々不評ですがお弁当も毎日つくる。
 お母さんって、はたらきものだったのね…!目のさめる思いです。「お母さん、また変なことして…」と笑っていた自分がなつかしい…。
 まあ、変なことするのはたしかなんですけど。

 みかんの印象も変わりました。
 前は、ごくふつうの高校生と思っていましたが、今はみかんのような高校生がうらやましいです。
 みかんにはクールで大人っぽい親友しみちゃんがいます。同じクラスで、休憩時間にたわいのない話をしたり、学校からの帰り道お茶をしたり、休みの日には一緒に出かけたりしています。
 テディベア研究会に入っているので、そこにも友だちがたくさんいて、新田という見どころのある後輩もいます(わたしはこの新田というキャラクターが好きです)。
 岩木くんという好きな人もいます。みかんにとって彼は光るかたまりのようで、神々しくて直視することができません。
 同じ中学出身の男子吉岡は、軽口をたたき合う仲で、なんだかんだいい友だちだと思います。

 仲のいい友だちがいて、好きな人がいて、熱中できるクラブに入っている(テディベア研究会はテディベアをつくるよりもトランプなどのゲームをしていることのほうが多そうですが)。
 なんて充実したハイスクールライフなんだ!
 彼氏はおろか好きな人も友だちもおらず、勉強ができるわけでもなく、部活もやめてしまったわたしとは雲泥の差です。
 みかんはわたしにとって、少女マンガのヒロインばりにきらきらしたキャラクターです。