ぽくぽく日記

毎日のくらしをぽくぽくとさんぽするように味わいたい。

秋の連休第一弾 その5

 みなさま、こんばんは。あさかいおです。

 

 新米の季節がやってきましたね。
 わたしのうちでは、今週のはじめに、父と母が送ってくれた早稲の新米を食べおえたので「新しいお米を買おう~」と思ってスーパーに行きました。

 そうしたら、いつも買っているお米がありませんでした。新潟県産コシヒカリだし、値段も安すぎず高すぎずちょうどいいので、いつもそれを選んでいたのですが、その日はなかった。

 棚の前でしばらくなやんでいると、新潟県産コシヒカリで似たような値段のお米がありました。しかも新米! 「これにしよう~」と、るんるん2キロの袋を買いものカゴへ入れました。

 そして、お会計をして帰ってきて、買ったものを冷蔵庫にしまおうとしたときに気がついたのです。

「こ、これは…、無洗米ではないか…!!」

 わたしのうちやわたしは、無洗米を買ったことがなく、「無洗米はあまりおいしくない」という先入観というか偏見があるので、意図せず無洗米を選んでしまった自分に怒りでふるえました。

「せっかく、買ってきたのに…! 重い思いして、持ってきたのに、無洗米だったこれ…! スーパーで交換してもらってくる!!」
 エコバックにお米の袋を入れ直すわたしを、夫はおろおろと見つめ、
「いおちゃん、落ち着いて! 食品だし、もしかしたら交換できないかもしれない」
 と助言。どうしようかと迷っているうちに、空にだんだんと暗い雲が出てきたので、スーパーにもどらず、わが家にやってきた無洗米をありがたく食べることにしました。

 不覚にも、瞬間湯沸かし器のように興奮してしまったわたしですが(いつものことよね…by母とみのちゃん)、無洗米は思ったほどわるくなかったです。とぐ必要がなく、スムーズに炊くことができるので、むしろポイントアップです。
 でも、次はふつうのお米が食べたい。

 

 

ますます愛を感じたこと

 みのちゃんがOKを出してくれたので、助さんのお誕生日メニューでみのちゃんがつくってくれたティラミスのことを書こうと思います。

 ケーキの案をいろいろ考えて、ティラミスに決定してくれたみのちゃん。
 もうその時点で大感謝です。

 みのちゃんや母がいっしょうけんめい料理をつくっているところを「ありがとう~! たのしみ~♡」とわくわくしながら通ると、電子レンジの上に、ほのかに焼きめのついた大きなハンバーグのようなものが鎮座していました。
 その日のメニューにハンバーグ系のお料理があるとは知らなかったので、純粋な気持ちでみのちゃんに「これ、お肉~?」と聞くと、
「ああ、そうそう、お肉お肉」
 というそっけない返事でした。

 あれ、なんだかわるいこと聞いたかしら…? と首をかしげていると、あとから母が言っていました。
「あれは、お肉じゃなかったの。スポンジケーキだったの…!」
「えーーー!!」
 たいへん失礼ながら、思いっきりおどろいた声を出してしまいました。
 1回めに焼いたスポンジケーキは失敗してハンバーグと見まごうフォルムとかたさになったため、2回めを焼いて、それをティラミスに使ったとのことでした。

 

 秋の連休第一弾から帰って数日後、みのちゃんと電話したとき、
「わたしは、ふくらむ系のお菓子って苦手なのよねぇ!」
 とおっしゃっていました。
 そんなことないよ…!(爆笑しておいて、なによ! byみのちゃん)
 みのちゃんがやさしさと情熱をこめてつくったティラミスは、どんな有名なパティシエがつくるよりも勝るお味でした。
 ほんとうに、ありがとう。
 また、お菓子つくってね! わたしもつくって持って帰ります。