こんばんは。
前にもちょこっと書きましたが、最近髪をていねいに洗っております。
「シャンプーする前にブラッシング。シャンプーをして、コンデショナーをしたあとにコーミング。タオルドライはゴシゴシしないで、ポンポンって水分をとって、ドライヤーで乾かす前にもう一度コーミングすると、髪がぜんぜんちがうよ~」
と、母から電話で聞き、じゃあやってみましょうか~と実践することにしました。
するとまあ、なんということでしょう!
タヌキのしっぽのようにふぉさっとしていたわたしの髪が、プリンセスのようにツヤツヤ、さらさらになったではありませんか…!
手間は少々かかりますが、この仕上がりなら、この手間はまったく苦ではありません。いいこと聞いた、これからもつづけよう。髪がととのっていると気分が上がるわ、と上機嫌です。
この間書いた「それが無駄だと、だれが決めた?」を読んだ母が「わたしも気になったから、Kさんを検索してみた」と言っていました。
「たしかにおなかがちょっと出ていたわね…追いつめられて、いろいろ食べながら勉強がんばったのかしら。今度の試験はどうだったかしら…。Mさま、生活が思ったようにいかないってなやんでないかしら。わたしはね、海外で生活するのが苦しかったら、日本にもどってきてもいいと思ってるの。わたしは、なんにも言わないから…」
母は、母目線でKさん夫妻のことを案じておりました。
肝心の胸毛に関しては、とくになにも言っていなかったのですが、わたしはKさんの話題が出るとすぐ胸毛に直結して、
「ねー、わーたしもさー、えええ!? ってびっくりしたんだけどさー! わき毛が生えてるって! 検索してみたらさー、たしかにわき毛がちらっと! そんなに濃くないけど、わき毛が!」
と、興奮のあまり、胸毛をわき毛とまちがえながら連呼していました。
我ながら、どれだけ胸毛やらわき毛やらが気になるのよ…。
わたしは、男性の体毛に対して、「あればあったでいいし、なければないでいい」という考えです。どちらにしても清潔感は必要ですが、こちゃこちゃ細工しないで、ありのままでよし。
付き合っているときに夫から「ヒゲ、やだ?」と聞かれたことがあるのですが(少々濃いめなのです)、「いやー。あったらあったでいいし、なかったらなかったでいいし」と答えました。すると「よかったー♡」と、とても安心したように笑っていました。
ちまたではやたらと「脱毛、脱毛」と叫ばれていますが、はたしてそんなに必要なことでしょうか? いえ、体毛のことでなやんでいる人がいるのは事実で、そういう方は脱毛してなやみをへらすことができたらいいと思います。
でも、「脱毛、脱毛」と声高に宣伝しすぎることで、弊害もだいぶ起きているのではないでしょうか。自分で、脱毛が必要だととくに思っていなくても、過剰な広告によって「脱毛しなければ現代人じゃない」とあおられる。みんな、もうちょっと冷静になって。人間だもの、毛くらい生えてるよ、と思ってしまいます。